生執事リコリスについて。
この記事は多少ネタバレがありますので、ネタバレが嫌な方は回れ右してください。
最近ひょんなことで、ミュージカル黒執事を見る機会があった。
黒執事をタイトルと絵柄のみ知っていて、内容もまったく知らないし、映画で水嶋ヒロさんが執事役やってたなー、メイちゃんの執事の理人最高だったからハマリ役なんだろうなーくらいの情報しか知りませんでした。
ほんと、そんな感じでしか知らなかった私ですが、見てしまったのです。
はい。激ハマりしました。
一発目の古川雄大氏の歌声で落ちました。
古川氏のことは、某鍋祭の雨乞いサンバの原曲を歌ってる人ってことで何となく知ってて(歌声がピンポイントで好み)、その後エリザベートのルドルフを見て、
「あー、儚い役めっちゃ似合うなぁこの方。素敵。」
と思っていました。
それがどういうことでしょう、軽くSっ気なイケメン執事(悪魔属性)とか。なにそれめっちゃ最高なんですけど。
めちゃくちゃ美人だし、物腰柔らかいのに得体の知れない悪魔感が漂う、何考えてるかわからない感が半端じゃなかったです。
しかも、古川氏独特の儚げな空気感も漂っているとは…マジ涎しか出ねぇ。
そして歌が!歌声が最高なんです。
ああいう曲調もそうですけど、柔らかいのに芯のある歌声はほんとに良かった。
そして肝心のストーリーがすごく良かった。
全く黒執事の知識のない私でも判りやすく、入り込みやすかった。
大体の2.5次元舞台って、原作だったりアニメを知らない人間には少し優しくないものだったりするのですが、この作品に関してはそれがなかったように感じます。
特にマダムレッドの葛藤部分や切り裂きジャックのストーリーの重さと、ドルイット子爵やアバハンのギャグテイストの部分が丁度良かった様にも思います。
そして、古川氏以外の曲もかなり良い。
ゴシックロック的な曲調は単純に90年代V系をこよなく愛す世代の自分には相当これもストライクゾーンまっしぐらでした。
とにかく完全どストライクでしたので、速攻でポチりましたよね、次の生執事も。
そしてたまたま行ったCD中古屋で速攻見つけた古川氏のCDを即買いしてるし、レンタルビデオ屋に行って古川氏の出てるDVDを借りに行ったりする程のミーハーっぷりを発揮するという。
この歳にしてこういう事をするなんて考えてなかったのでびっくりですよほんとw
文才がないのが悔やまれますが、今回新作の生執事が古川氏続投という事で思いの丈をぶつけて見ました。